やまなしおちなし

今日もなんとか生きている

チョコミント食べ比べてみたレビュー

今年は例年に増してチョコミント商品が多くて嬉しい!!!

のでとりあえず最近食べた・飲んだものの簡単な感想と(ひとつ当たりの量が少ないものが多いので)まとめ買いできる通販リンクまとめです。

 ※まだ食べれていないものは随時更新します…

 

キッコーマン チョコミント豆乳

ミルクの代わりに豆乳を使って不味くなるはずがなかった。まろやかで豆乳臭くなく程よく甘い、ただただ美味しいチョコミン豆乳。豆乳苦手な人でもこれなら飲めるのでは。ひと口めから最後まで変わらぬ美味しさ。いつのまにか飲みきっている。困った。箱で買います。134kcal。

 

カントリーマアム超チョコミント

カントリーマアムだからチョコの味が強い…かと思いきや、とてもミント。鼻から抜けていくミントの香り。一口で食べれるサイズと後口の爽やかさからもうひとつだけ…もうひとつだけ…と食べてるうちに小袋ゆえすぐ無くなる。

 

ベイク

こちらもベイクなら濃いチョコ味かと思えば、チョコは抑えめでふわっと広がるミント味。口いっぱいにミント。さすがミントレベル3…食べた後も口の中が長いことスースーする…お口すっきり。ミント系アイス好きな人はぜひ。20kcal/粒。

 

キットカット

ビターの方のキットカットに少しミントを加えたかんじ。しっかり「チョコを食べている!」と思える。夏向け商品なのに洋酒が少し入っているのも嬉しい。バラエティパックに加えてほしい。65kcal/袋。

本を読んでる時がめちゃくちゃ幸せな人間の話

 

 私は本が好きだ。

 

 特に小説が好きだが、エッセイも好きだ。文字が好きで、活字が好きで、いつから好きだったか思い出そうとすると、物心ついたときには好きだった気がする。「やまなしは本が好きだね」と母に言われ、幼かった私は「ああ、私は本が好きなのか」と認識するようになったような記憶がぼんやりとある。たぶんその頃私が読んでいたのは親が買ってきた大型の絵本とか百科事典とかだろうが、とにかく本は無知な子供には刺激が強かったんじゃないかというくらい色んなことを教えてくれるものだった。新しいことを知るのが楽しくって、何度も読んだような覚えがある。

 

 そのうちに図書館に行くようになった。初めて行ったときのことはさすがに覚えてないのだけれど、学校が朝読書とかいう名目で授業前に本を読ませる時間をとっていたので親が連れて行ってくれたのではないかと思う。さすがに毎日ぶんの本を買ってやる余裕とそれを置くスペースはなかっただろう。ともかく、その時間は本が嫌いな子供にとっては無理矢理本を読めと言われる暇で苦痛な時間だったかもしれないが、私にとっては至福の時間だった。なんたって、本を読むためだけの時間なのだ。授業中は勉強すべき時間だし、休み時間は友人と話す時間だったし、学校以外の時間はは好きに過ごせるが宿題や習い事など一応優先すべきとされている事柄があった。読書はあくまで趣味であるとされていたので、逆にそれを課されている時間は喜ぶべきものだったのだ。

そうやって私は一週間の終わりである日曜日になると毎度のように近所の図書館へ読み終わった本を背負って向かい、自分の貸し出しカードめいっぱいの冊数―なんなら親のカードのぶんも一部圧迫させながら―の本を借りて、ああできることなら図書館に住めればいいのにと後ろ髪を引かれながら家へ帰っていた。

 

 いつしか、受験勉強の名の下に朝読書の時間は朝自学の時間へと変貌し、それでも本が読みたい私は未練がましく早めに指定されたプリントを終わらせ、残った時間で本を…読んでいたのだろうか。自分で持ち込んだ本を読むではなく、自分で持ち込んだ問題集を解く人の雰囲気に呑まれ、私も黙々と問題を解いていたのかもしれない。図書館には通わなくなり、よってあまり本を読まなくなっても平気になっていた。それに気付いたときは、あんなに活字中毒だったじゃないか、と愕然とした。パソコン、ケータイ、スマホ。空いた時間は本の代わりに画面ばかり見ているような気がした。

 でも結局、画面の中の活字を追うようになっただけだと途中で気付いた。ツイッター中毒になっていた。いくらでも活字が流れてくるから。

 

 今でも時間を見つけては本を読む。電子書籍も読むが、やはり今のところは紙の本の方が好きだと感じる。椅子に座り、本を広げ、珈琲をすすりながら活字の海に身を浸す快感は何事にも代えがたい。没頭するとドライアイとか肩凝りを起こす身体が邪魔っ気にさえ感じてくる…と言うと言い過ぎだろうか。分厚ければ分厚いほどに現実と切り離されたその世界を楽しめる時間が長引く気がして喜んでしまう。読み終わってしまっても、インターネットのおかげで即座に読書記録をつけたり、他人の感想を見たり出来るようになったのは良い変化かもしれない。

 

 『博士の愛した数式』という本がある。登場人物である『博士』は数字こそが友達であり、愛しているものであると言う。それと同じ(…というにはかなりおこがましいので、近いのかもしれないと思った、としたい)ように、私にとって本とは、色んなことを教え気づかせてくれる一緒にいて楽しい親友であり、ずっと共に在りたいと願う恋人なのかもしれない。

 

博士の愛した数式 (新潮文庫) [ 小川洋子(小説家) ]

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